翻訳の際は思いつかなかったけれど、普段の生活で目にした/耳にした言葉を、備忘録的に使ってみるコーナーです。
今回取り上げる言葉は 円環 です。
〇 を表わすのに基本的に使うのは丸や円ですね。形であることを強調するなら「円形」「円状」のような二文字があります。
ただ、これは幾何学とか設計的なイメージで、もう少し文学的な味を付けたいときがあります。そんなときに使えるかもしれません。
早速、辞書を開いてみましょう。
えん‐かん〔ヱンクワン〕【円環】
読み方:えんかん
(Weblio辞書)https://www.weblio.jp/content/%E5%86%86%E7%92%B0
円環【円環】
▲をなす。はめる。
(てにをは辞典)
Weblio辞書によれば、「連なっている」ニュアンスも含むようです。
そういえば『鋼の錬金術師』でも、両手をあわせて「円環」を構成するとありますね。ただの円や円形ではなく円環とすることで、どこまでも続いていくのだと想像力が働きそうです。
輪廻転生のような設定のストーリーを表わす際など、世界に奥行きをもたらしてくれそうな単語だと思います。